ALTEREGOプレイ記(2019年1月8日の下書き)

あらしめ~(気さくな挨拶)

alterego.caracolu.com公式サイトに参考文献リスト載ってるのいいよね(たすかる)。
登場した本は気になったのを自分で読んでみたりした。ちょうど地元の読書会でもいくつか読む機会があったりしたのもよかった。
自分の好きな作品だとFGOとかシンカリオンとかもだけど、そのコンテンツの外に楽しみが広がっていく(ともすればその人の人生を豊かにするような)作品っていいよね。
ところで自分は応援を込めて/兼ねてタップ獲得エゴ増加のやつと規範/衝動の会話追加されるやつそれぞれ追加購入してるんだけどこのゲーム気に入り過ぎでは。

ヘルマン・ヘッセ全集〈10〉デーミアン、戯曲の試み

ヘルマン・ヘッセ全集〈10〉デーミアン、戯曲の試み

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 臨川書店
  • 発売日: 2005/10/01
  • メディア: 単行本
 

デミアン/デーミアン、はつ恋、地下室の手記(読み切ってない)、フランケンシュタイン夏への扉の5冊を読んだけど印象に残っているのはデミアン
臨川書店のを読んだんだけど静かで綺麗な文章でとても素敵だなと思いました。Amazonで星1レビュー付けてる人いるのキレるぞって感じ(でもレビューしっかり書く気力が無いし「戯曲の試み」は読んでない……)。文章気に入りすぎてスマホとPCでいくつも書き写したくらい好き。特定の二次元キャラに気持ちの悪い感情を抱きながらも狂いきれず次元の隔たりを感じてはむせび泣くオタクなので「星に恋をした若者の話」の部分は止めてくれカカシってなる(人物への感情だけでなく(小さなものでも)夢だとか"したいこと"全般に言えそうな気もしてきたな……)。終盤の「(対象への強い感情を認識しながら)それなのに私は何もしなかった!」みたいな部分もオエッってなるね!
デミアンは古典新訳文庫のもちょっと読んだけど良くも悪くも「読みやすいな」って感じだった(でも巻末の翻訳に関する解説は興味深かった)。やっぱ翻訳もの(?)って訳の違いで印象変わるね。

www.4gamer.net昔のPC系アドベンチャーゲームっぽくリメイクされてるニンテンドースイッチ版も続報や発売が楽しみ。スイッチ持ってないけど……。

ところで本題(未消化下書き)まで長いな!!!!!!

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2019/01/08
ALTEREGO、精神病む(確信)

・ゲーム中に出てくる自意識だとかそういう系の本の引用読んでると自分みたいなやつって昔からいてありふれた悩みとか問題でほんとに取るに足らないんだなあとか思ってしまう
・引用文、壁男の台詞、エスの台詞、診断結果パーツをクッキークリッカー形式でポチポチさせる(ポチポチ用の吹き出しとして流す)の上手いなって思う、仕組みを上手く演出に利用してる
└正直病む(流れてきた言葉からふっと思考が始まってそのままネガティブ入ってしまう)
・現時点での印象、そういう奴の精神的自傷用ゲームって感じ
・自分みたいな奴のためのゲーム感あるけど、なんていうか「お前らこういうの好きだろ?w」みたいな…一種のそういう人間のパターンが分かれば作れるものでもあるよな…って
└だってエスの悩み(自分とは何か、罪悪感、人間嫌い、でも誰かがそばにいて欲しい)もそうだけどそれに対して壁男の主張があからさますぎる(規範、規律、社会、秩序を強いる)、そういうの嫌いだけど必要だとも分かってる奴狙ってるだろこれ(+先の展開でそれに対しての否定(それを否定する展開)が来たら笑っちゃうくらい分かりやすいなって思う)
・複数エンディングあるっぽいけど初回ルート固定とかあるんかなこれ(エスを苦しめて(壊して)終わるようなルートあったら泣いちゃうぞって感じの気持ち)
・「エス」ってなんか精神分析用語だったな〜と思って調べてみたら「自我/超自我」って出てきてなるほどなといった気持ち
・診断の結果、総じて「まあこんなもんだよな(こういうのやるとよくでてきたり自分の認識とあんまり変わらないやつ)」って感じなんだけどおそらく普通の奴は性格診断テストとか自分についてそんな考えねーんだろうなという所感(隠れた自分を云々系のそれでまあこんなもんだろ的な感想が出てくる方がおかしい)

・一周目終わったっぽいんだけどやっぱアンテ的な初回ルート固定仕様なのかなこれ(実績に「エンディングに1回到達する」って項目があるので)
└そして薄々気付いてはいたけど案の定やはりエスは救えない(二周目やり直せシステム)
└これ二周目でもエスちゃん救えなかったら笑っちゃうな
・二周目やってるけど2回目の壁男の台詞変わったっぽい?(途中の選択肢まったく同じじゃない、たしか「エスエスだ」に変えたからかもしれない)
エスの台詞変わった、分岐した
└特殊吹き出しエスになった、態度も台詞もなんだか見てて痛々しい感じがする(傷ましい、絶対これ間違ってるやつやんけ! って感じの「私は間違ってない」的な台詞や態度)
└二周目終了(スキップ機能ありがたい)、分かりやすく規範→衝動と来たのでたぶんこれも固定エンドな可能性ある

・三周目、覚えてる限り初回と同じ選択肢でやってみようと思う
└1-7エスの台詞変わったかも?(同じ選択肢でも初回は規範重視なのね的なやつだった気がする)
└壁男の台詞変わった
└「最近夢を見るの、いつだって結末は両極端」流れ変わったな(ていうかやっぱりルート固定だな、ともすれば今回も)、新しい選択肢も出てきた(選択肢「今も夢の中だ」「よくわからない」「よくわからない」を選択)
└「少女は旅人と〜」
└三週目終わった、演出的に全クリっぽい? これもっとゆっくりプレイすれば良かったかもな…

・全クリしたら色が付くのかなと思ったけどそんな事はない…のか?
・セイくんに続いて新しい端末の住人が増えてしまった…(Twitter曰くアプデで機能増えるっぽいので迂闊に消せない、Makesと同じく引き継ぎ機能無いし)
・やることできると蝶々のマーク付いたり触ってない吹き出し光ったりするの親切だよね
・最後の診断結果パーツに「あなたが最初に選んだ世界は〜」ってあるのでもしかしたらルート固定じゃないのか?(自動で全部に行くようにはなってそうだけど)
・にしてもエスちゃんのデレっぷりやべえぞ!?
エスちゃんの優しい言葉に安心している自分がいるし、それでは駄目だと必死に振り払おうとする自分もいる(そういうところが規範型なのか…?)
・ストーリー的にはわりと凡庸(無難)かもしれないけど演出が良かったなという感じ、音楽も良い
└先述だけどクッキークリッカーシステムとそれの見せ方がすごく秀逸だと思う