投稿サイトで小説の連載を始めた(2018年6月26日の下書き)

まずはPCの文章保存フォルダに眠ってた小説執筆後記(でいいのか?)カモン!
なんと保存日時は驚きの2018年6月26日。思わず二度見をキメた。
(このブログの他になろうの活動報告も確認してみたけど書くだけ書いて投稿してなかったっぽい)
リンク足したりちょちょいと加筆修正的なことしてるけど文章はいじらない方向で。
ていうか去年から終わってないのかビブリオバトルの小説……。

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2018年6月26日
投稿サイトで小説の連載を始めた

 
小4男子、ビブリオバトる
https://ncode.syosetu.com/n2765ev/

 

ウェブ小説投稿サイト「小説家になろう」で一週間前くらいから作品の連載を始めました。
ビブリオバトル」という実在の競技を題材に、語り手の小学生男子を中心とした人物たちがワイワイキャッキャするような小説です。

ビブリオバトルについてのざっくりした説明:
発表者が制限時間に沿って「面白かった本("面白い"はfunnyでもinterestingでも可)」のプレゼンをする→投票で一位を決める という感じの競技。
「内容の優劣」や「プレゼン能力の高さ」ではなく、観客の主観による「この本が一番面白そうだった」により投票を行うのが特徴……かもしれない。
ルールについては作中で説明しているのでつまり上の小説を読んでくれ。それか「ビブリオバトル」でググって。
※競技といっても作中で取り扱っているのはメジャーリーグ的なガチバトルではなく草野球、ちゃんとビブリオバトルで例えれば高校生大会や大型書店での大会ではなく、最寄りの図書館や市民センターで行われる交流お楽しみ企画的なタイプのやつを描いています。一言でいえば「エンジョイ勢」。

そんなわけで、よければ読んでみてくださると嬉しいです。……まだ半端なところで詰まっちゃってるけど!(連載形式の弱みオブザ弱み、完成したらすぐ公開できるけどある程度の続きが出ないと作者の意図している流れや全容が把握できないのでアニメでいう「○話切り」的な判断をされかねないというリスク!)(でも個人制作だから気力がある限り強制打ち切りの心配とか無いのがいいところでもあるよね)

セルフおすすめポイント:
「作中で扱う本」は全部「実在している本」なので、知ってたらニヤニヤ、知らなくても「こんなのがあるのか」と興味が沸く(かもしれない)ところ。

つらいポイント:
書き手の負担がすごいです!!!!! つらい!!!!!! 何がつらいかって話の筋はできてるのに発表者の数だけ本選んでプレゼン描写作らないといけないところだよ!!!!!! ホントよくやってんな自分!!!!! 褒めて!!!!!!!!!

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以下ぐにゃぐにゃと余談というか裏話っていうか書いてみての感想というか(ある程度まとめて放出しないと脳内やツイッターで延々と反芻してしまうのでここで消化させてくれ)


6ヶ月くらいぐにょぐにょこねてたんだけど「さすがに外に出さないとラチ開かないな」と自分の中で納得したので勢いで公開し始めることにした。
勢いで動かないと死ぬので、とりあえず思い立って初日は身体がダメになるまで眠ってた下書きをひたすらリアルタイム改稿→更新するというハッカソン的ムーブを取った。自分でもアホの極みだと思う。でもここで一旦止まってたらずっと頭でこね続けて外に出せなかったので即実行に移した自分グッジョブ。さすが自分の性質を理解している。

話の流れ(起承転結、スタート→ゴール)は決まってるけどなにが問題かって、(小説としての細かい表現と)ビブリオバトルの描写ですよ……。
上にも書いたけど「題材の性質上『登場人物が本についてのプレゼンテーションをする描写』を避けられない」上に、そこをクリアしないとストーリー部分が進まないのでここで詰まると物語がまったく動かない。なんてこった。
しかも発表の内容そのものがストーリー部分にわりと絡んでしまっているので「サブキャラの発表を外す」みたいなことができない。ちくしょうこんなめんどい構造に誰がしたんだ。俺か。
ストーリーへの影響に関しては、書いててアドリブ的に繋がることもあるので余計外しちゃダメみたくなってきてる。ちくしょう。でもそういう「意図しない伏線」みたいなのが成立するとテンション上がるから止めらんねえ!!!!!

「そもそも題材にビブリオバトルを選ぶって必要ある?」みたいな部分に関しては「めちゃくちゃある」。
なぜなら執筆動機が「ビブリオバトルのホビー系漫画みたいな作品があったら小さい子向けの入門として良くない?(なんで無いの?)」だから。「発表者を指す『バトラー』という呼称は小学生にウケる」って話聞いて気軽にマッハで思いついたアイデアだから。
つまりそこ外すと作品が存在意義を失うに等しい。
「漫画じゃなくて小説じゃん」とか「児童向けってかノリがラノベだよね」という点については「まあ……」という感じです。仕方ないじゃんできることしかできないんだから! つまりできることならそれなりにできる。
自分がそういうの(を目指した作品)を公開することで、見かけた人が「俺ならもっといいものが作れる! 見てろすぐ出してやるから!」とか「なるほど、こういうアプローチもあるのか」って思って、自分が作るよりもっといいもの出してくれたらいいなー! ……っていう種蒔き行為だったりもします。

「主人公(ふつう)」「友達(元気)」「友達(おとなしい)」「主人公のライバル(クール系)」「ライバルの幼馴染(ツンデレ系)」「ライバルの幼馴染の友達」……みたいな「ポジションだけの設定」からよくもまあみんな「ちゃんと人格を得た」なあ、って思う。……「友達(おとなしい)」だったはずの観上はどうしてこんな面倒くさい子になってしまったんだろう……? 司瑞のお兄ちゃんも"裏表のない素敵な人(震え声)"になってたし。そこもまた面白いんだけど。
設定いろいろ考えて/受信していったら「役割にそって動かす登場人物」だったキャラたちが「(ストーリーから大きく外れた行動はしないけど)勝手に動いてしゃべるヤツら」の集合体になってきて、「これが『登場人物が勝手に動く』ってやつかー!!!!」と身を以てすげえ理解できた。「自分で書いてるのに勝手に動くとかしゃべるとかそんなハズ無いじゃん」とか思ってたけどある。あるわ。あるぴんはいます!
展開に関しても、ドカベントリビアの「うまいスイングが描けたのでホームランの展開にしてしまった」みたいなやつが起こったりする。たのしい。

脳内ユニバースで起こるあれこれを文章として出力するの、自分的にしっくりきてる表し方は「受信してチューニングする」(チューニング=文章に起こすより表現に関しての改稿作業を指したほうが適切かも)なんだけど、そういう事象を脳の仕組みとして説明している記事があって、「へー」って思ったので貼っておきます

susumu-akashi.com>上から降りてきたものを自分というパイプを通すようにして書く
頷きすぎて赤べこになった

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他にもなんか書きたいことあったと思うんだけど思い出せないので思い出したら書きます。

投稿フォームの後書き部分じゃくどいかなと思った補足とか所感とかも合わせて、もしかしたら投稿後に補足/反省会記事作ることになるかもしれない)(ならないかもしれない。
……あ! アフィリエイトリンク付きでの使用本紹介はしようと思ってる!(意図しないダジャレ発生!)

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ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム (文春新書)

 

小説の本編にも(アフィリエイトじゃない形での)リンク貼ったけど、ビブリオバトルの成り立ちとかルールとか詳しく知りたいなって人はこの本を読むといいぞ。(ナチュラル回し者ムーブ)

図書館にもあると思うのでカーリル(読みたい本を入力すると最寄りの蔵書館を一括で探してくれる検索サービス)のリンクも貼っとくね。良心的ィ!
https://calil.jp/book/4166609017

……これ、けっきょく別の所の回し者みたいになってるのでは?