「黒執事 Book of the Atlantic」を観に行ったぞ感想メモ

黒執事 Book of the Atlantic : 作品情報 - 映画.com
http://eiga.com/l/GovEy

観に行くに至った経緯：
ツイッターで見かけた紹介イラストから興味を持ってそのままマトモな知識無しで劇場に突っ込んだ
（おすすめポイントで興味発生＋シリーズ未見でも楽しめるよ的な紹介で好奇心が加速）

黒執事のぼんやりとした知識：
・シエルとセバスチャンの名前と見た目
・セバスチャンは声が小野Ｄ
・スクエニ／ガンガン系の漫画
・女性人気が高い？

こんな程度の知識しか無かったけどすごく楽しめたぞ！

物語の核心に迫るネタバレを含まない思い出し感想メモ書き（順不同）：

中世ゴシック(?)みたいな雰囲気なのでみんな服装がステキ
→でもチェーンソーとか平気で出てくる（すてき！）
→自分の中の厨二が滾る感覚がするぞ

観る前「グロテスクな描写があるみたいだけど年齢指定無いみたいだしスプラッタ的表現かな？」
→正解（ゾンビ化した死体が人に噛み付く、ゾンビの胸にセバスチャンのナイフが刺さるみたいな場面はちょっとだけある）
→一箇所だけ腸っぽいものが画面端に落ちてるところがあった？（画面が暗い場面なのでキャラに注目していれば目立たない程度）

寺島さんのヘビの演じ分けがすごかった
→「ヘビに声付いてるのかー、いいなあ」→「……紹介イラストに"七色の声ですごい"ってあったけどまさか！？」
→FGOでエジソンの声やってるのを思い出してピンと来た（すごい）

アクションシーンがすごい！
→スピードだけでバシバシ戦うんじゃなく応急があるから見応えがある

芝刈り機でのアクションがマジで最高
→振り回したりセグウェイみたいに乗り回したり活用法のアイデアがすごい！
→もちろん見た目のインパクトもすごい

3DCGを利用したカメラワークの見応えがすごい
→船とか建物の中の風景がグイ〜っと動く！すごい！
→反面3DCGを利用したモブキャラの描写にはちょっと難があった
→動きが明らかにモッサリしてて作画に切り替わった時とのギャップが残念だった
（空飛んでるカモメもなんか見えない板に沿って並んでるみたいで「うーん？」って感じ）
→ぬるぬるしすぎ＆のそのそモッサリしてる＆動きが小さいって感じ（ゾンビの動きはもっと大げさめでもいいんじゃないかなと思った）
→厳しい意見かもしれないけど見た目の「明らかな立体感」も気になってしまった（暗いシーンはそこそこ違和感消えてたので明るい色への影の入り方が要改良ポイントなのかも）

セバスチャンがけっこう感情表現豊かだった
→イラストとかの印象から主人に忠実なクール系キャラなのかなと思ってた
（間違ってはいないとは思うけど、なんというか思っていたより人間味があった）

エンドロール見るまでシエルの声が坂本真綾さんなことに気付かなかった
→そういえばFGOのアレキサンダーみたいな声だ……ってなった

※以下物語の核心に迫るネタバレを含む感想

ネタバレを含む思い出し感想メモ書き（順不同）：

リジーが可愛くて格好良くて素敵
→世界一かわいい（確信）
→一転攻勢決めるシーンのアクションと回想での覚悟のうかがわれようが最高に最高だった
→ダクトを通る前の場面でのやりとりでシエルとの絆の深さがうかがえてとても良かった
→言葉の価値とか気にせず「尊い」って言葉を用いるぞ
→家族が騎士の一家って説明が伏線になってるところと、ギャグっぽく描かれていたお父さんとお兄ちゃんの名乗りがリジーの格好良いシーンへの布石になってるところに感心した

シエルとセバスチャンの出会いとかの回想が長くて不安になった
→「えっまだ尺取るの！？大丈夫！！？」ってなった
→シリーズ未見の人のことを考えたらこの手のシーンは最初に入れそうなものだし……というのもあって結構困惑した
→でも観てたらなんとなくキャラの関係性は分かるから最初に無くても大丈夫になってるし、
「はいはいシリーズ未見者への説明乙」にならないタイミングと入れ方になってるので印象は悪くなかった
（知ってる人ならアイマスでいうところの"思い出ボム"になり得る演出だろうし）

コミカルな場面が意外とあった
→装置使おうとする場面のコミカル的描写だけはちょっと違和感があった
→シリアスっぽい場面なのに顔アイコンとか画面分割がいきなり入ってきたので「んん？」って感じだった
（重要キャラの正体を暗示した演出→コミカル空間が発生したと考えられ……なくもない……のか……？）

「なんで死神が芝刈り機……？」→「……魂"刈る"からか！？」
→出てくる死神の武器がそれぞれ芝刈り機、チェーンソー、高枝切りバサミと洒落が利いていて最高
→それでいて元死神のキャラの武器が鎌の形してるんだから最高だよな（格の違い感を上手く演出してると思う）
→眼鏡の設定は「ナイス合法メガネ」って感じだった

登場人物同士の絆や信頼を感じられる描写がとても良い
→思い出してたらたくさんあって書き出すの面倒になってきたのでぜひとも劇場で確かめてくれよな！（丸投げ）